【コマンドプロンプト(bat)】フォルダ構成一覧をテキストで取得

コマンドプロンプト(bat)

コマンドであるフォルダ配下全ての構成一覧をテキストで取得する方法です。

これぞCUIだからこそ表現ができるって感じですね!

 

困りごと

この記事で以下のことが解決します。

  • フォルダ構成とファイル配置場所を全て確認したい
  • フォルダ構成とファイル配置場所の結果を出力したい

解消方法

treeというコマンドとリダイレクトという機能を併用することで解消できます。

treeコマンドとは、指定されたフォルダパス配下のフォルダ構成とファイル配置をツリー形式で表示するコマンドです。

リダイレクトとは、コマンドで行った結果をテキストに出力できる機能です。

 

使用方法は以下の通りです。

  • コマンドプロンプト上で”tree [ドライブ:][パス] /F”と入力して実行
  • 結果出力は、上記に” > [出力先ファイルパス]”を追記して実行

各ケースの対応方法

フォルダ構成とファイル配置場所を全て確認したい

以下の C:\DIR_TEST 配下のフォルダとファイルを確認する場合です。

 

C:\DIR_TEST配下はこんな構成です。

エクスプローラでは上記のように、左側のナビゲーションウィンドウでツリーは確認できますが、

各フォルダにどんなファイルが入っているかは1つ1つ確認が必要となってしまいます。

 

コマンドプロンプトを起動し、”tree /F C:\DIR_TEST“と入力します。

※コマンドプロンプト起動方法は、Windowsキー + Rキーを押下し、”cmd”と入力してEnterキー押下

tree /F C:\DIR_TEST

 

Enterキー押下でコマンドを実行すると以下のように表示されます。

上記のように、フォルダ構成とファイル配置がツリー形式で表示されます。

フォルダ構成とファイル配置場所の結果を出力したい

以下の C:\DIR_TEST 配下のフォルダとファイルを確認する場合です。

※フォルダ構成については、「フォルダ構成とファイル配置場所を全て確認したい」で使用したものと同じとします

 

コマンドプロンプト上で、”tree /F C:\DIR_TEST > C:\DIR_TEST_Output\tree_result.txt“と入力します。

※C:\DIR_TEST_Outputのフォルダは作成済みとします

tree /F C:\DIR_TEST > C:\DIR_TEST_Output\tree_result.txt

 

Enterキー押下でコマンドを実行すると以下のように表示されます。

これで、treeコマンドの結果がテキストファイルに出力されました。

 

出力されたファイルの中身を確認してみましょう。

上記のように、コマンドプロンプトで出力された内容がテキストファイルへ出力されています。

まとめ

  • フォルダ構成とファイル配置を1度で確認するにはtreeコマンドを使用する
  • コマンドの結果はリダイレクト機能をすればファイル出力できる

 

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