テキストエディタでは、あるルールに則って記載するとフォルダ構成のような見出し一覧が表示できるようになります。
その見出しも選択することによってジャンプもできます。議事録などで使用した場合は見出しが付くと分かりやすくなりますね。あと、プログラムの関数一覧も表示できるので、プログラムの編集もしやすくなります。
困りごと
この記事で以下のことが解決します。
- テキスト内容に見出しを付けて管理したい
- プログラムファイルの関数一覧を表示したい
解消方法
サクラエディタのアウトライン解析機能を使用することで解消できます。
使用方法は以下の通りです。
- サクラエディタのメニュー「検索」-「アウトライン解析」でテキスト トピックツリーウィンドウが起動 (F11キー 押下と同等)
各ケースの対応方法
テキスト内容に見出しを付けて管理したい
まず、見出しとしてのルールを決めておきます。
- 見出し1は「◆」始まり
- 見出し2は「★」始まり
- 見出し3は「・」始まり
このルールに関しては、見出しの最初は記号とすることが守られればどんなルールでもOKです。見出しの個数も制限はありません。
早速このルールに沿って、テキスト内容を記載していきます。
サクラエディタのメニュー「検索」-「アウトライン解析」(F11キー 押下)を選択します。すると、テキスト トピックツリーというウィンドウが起動します。
このウィンドウは独立していますが、サクラエディタ自体にドッキングすることが可能です。
サクラエディタの右側にドッキングした場合は以下となります。
「+」で閉じられているツリーを全て展開してみます。
テキスト トピックツリーでは、見出しルールで決めた構成をサクラエディタで自動で解析され、ツリー形式で表示されます。上記のように、しっかりと親子関係も解析できています。
表示されている項目を選択すると、その項目の行へカレント行を移動することも可能です。
テキスト内容が変更された場合ですが、テキスト トピックツリーには即時反映されません。
編集内容をテキスト トピックツリーへ反映するには、テキスト トピックツリー上部にあるウィンドウズのボタンを押下すると反映されます。
テキスト トピックツリー上部にある「順序」で、ツリー内のソート変更することが可能です。
“アルファベット(降順)”を選択すると以下のようにソートされます。
テキスト内容は変わらず、トピックツリー内容だけがソートされます。
プログラムファイルの関数一覧を表示したい
以下のC言語ファイルを開き、アウトライン解析機能を実行してみます。
アウトライン解析の実行
テキスト トピックツリーの名称が”C 関数一覧“に変更され、各関数へジャンプすることもできます。
まとめ
- アウトライン解析は自分のルールでテキスト内容を構造することができる
- プログラムファイルは関数一覧が表示される
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