画面キャプチャといえば、Prt Scボタンが定番ですよね。ただ、範囲指定等ができないため画像加工が必要となってしまいますが、この記事で紹介するツールを使用すれば加工が最小限となります。よくテストエビデンスでキャプチャする際に使います。
困りごと
この記事で以下のことが解決します。
- 範囲指定してキャプチャしたい
- ウィンドウ単位でキャプチャしたい
解消方法
Windows 7 以降のSnipping Toolを使用することで解消できます。
使用方法は以下の通りです。
- Windows 7,8の場合、Windowsスタートメニューの「プログラムとファイルの検索」で”sn”と入力することで、候補に”Snipping Tool”が表示されるため選択
- Windows 10の場合、Cortanaで”sn”と入力することで、候補に”Snipping Tool”が表示されるため選択
Snipping Tool
各ケースの対応方法
範囲指定してキャプチャしたい
画面上で四角の範囲指定でキャプチャする場合です。
Snipping Toolを起動し、メニュー「モード」のドロップダウン項目から”四角形の領域切り取り”を選択します。
すると、画面が暗転します。
この状態で、左上の位置となる箇所でクリックした後、ドラッグしながら右下の位置で離すことによりその範囲のキャプチャが実行されます。選択範囲は暗転が解かれ赤枠で囲われます。
キャプチャが実行された結果はSnipping Toolで表示されます。
(この時点で、クリップボードにも保存される)
四角で指定した範囲がキャプチャされています。
メニュー「ファイル」-「名前を付けて保存」で画像を保存することができます。
ウィンドウ単位でキャプチャしたい
画面上でウィンドウ単位で指定してキャプチャする場合です。
Snipping Toolを起動し、メニュー「モード」のドロップダウン項目から”ウィンドウの領域切り取り”を選択します。
ウィンドウを選択できる状態となり、ウィンドウがある位置へポインタを移動させると対象のウィンドウの暗転が解かれ赤枠が付きます。
左上のアプリ選択時
右下のアプリ選択時
キャプチャが実行された結果はSnipping Toolで表示されます。
(この時点で、クリップボードにも保存される)
選択されたウィンドウだけがキャプチャされています。
まとめ
- Snipping Toolでは色んな方法で範囲指定ができる
- 「ウィンドウの領域切り取り」が何かと便利
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