IT?なにそれ旨いの?といった方でもできるだけ分かりやすく、なんとな~く…理解できた!となるようにITの仕事について説明していきます。
ITの仕事って何を売ってるの?
IT関係で仕事してるよ!最近、割とよく聞くようなワードです。となると、IT関係の仕事って何を提供して儲けてるの?という疑問が出るかと思います。
利益とは人に何かを提供することによりその対価を得ることですよね。分かりやすい例だと、飲食店なら飲食物、マッサージ師ならマッサージ。
物理的に何かを提供するものもあれば、一時的に人に施すサービスによって提供するもの等もありますね。

たこくん、IT関係の仕事は何を売っていると思います?
ヒントは、昔は存在していなかったですが、今は空気のように身近にあるものです。

ぜっんぜん、ヒントになってないやん。
…あっ!アレやな!IT言うくらいやから、家の建て売りやね!

I:家、T:建て売りですか…不正解です。
正解からはかなり遠いですね。
あまりに、ふざけた回答していると干しますよ。肉体的に。

えっ?干される?肉体的に??
それ…ワイ死んでもうて、美味しく頂かれてしまうやつですやん!
不正解の罰がえらいキツぅない!?
答えは… 電子データを売ってます!
もう少し分かりやすくすると、システム (アプリ)を提供することによって利益を得るのです。今時だと、スマホでいうところの有料アプリですね。
仕事が発生するのは?
では、システム (アプリ )を売って利益を得るという前に、それをどんな人が欲しがるのか?
順に説明していきたいと思いますが、ちょっとした一般例を説明してからITの仕事を説明していこうと思います。まぁ急がば回れってやつです。
項目 | 詳細 |
---|---|
現状について | 学生Aくんは寝坊魔 |
問題点 | 始業から出席できず、勉強が遅れていく |
要望 | 寝坊したくない |
解決策 | 案1.電話を鳴らして起こしてもらう
→お願いした人が寝坊し、電話してもらえない可能性があるため[不採用] |
案2.目覚まし時計を利用
→決まった時間に鳴るため起きれる[採用] |
|
実現方法 | 方法1.目覚まし時計を自作
→お金も時間もかかる[不採用] |
方法2.目覚まし時計を購入
→安価で手に入る[採用] |
|
実現による効果 | 方法2を実現し、目覚まし時計を購入し、決まった時間になることによって
朝起きられるようになり、遅刻もしなくなった |
といったAくんのケースでした。

目覚まし時計だけで、寝坊魔Aくんが起きれるんか?
そもそも、起きれたら勉強できるんか?
ワイはどちらも諦めたんやけどな!
たこくんから根も葉もないツッコミが入りましたが…Aくんはね、目覚まし時計で確実に起きれるから!勉強もやればできる子だから!うん、全く問題ありません(強気)。
では、お待たせしました。IT仕事の説明のお時間です。
項目 | 詳細 |
---|---|
現状について | 会社Bでは別部署へ仕事を依頼する際、紙の依頼書を記載して手渡しする |
問題点 | ・紙を購入しなければいけない
・紙だと記載者に依存し、依頼内容が正しく伝わらないケースがある ・依頼書を別部署へ持っていく手間がかかる →紙代、時間(依頼再確認、運送)に無駄がある |
要望 | 業務の無駄を省いた上で、現在の業務がこなせる状態にしたい |
解決策 | 案1.依頼は電話で行う
→紙代、時間の問題は解決するが、依頼した履歴が残らない[不採用] |
案2.依頼できるシステムで運用
→紙代、時間の問題が解決し、依頼した履歴も残る[採用] |
|
実現方法 | 方法1.依頼システムを社内開発
→社内にシステムを開発できる人がいない。新規で立ち上げるにしても コストがかかり過ぎる[不採用] |
方法2.依頼システムを他社で開発してもらう
→システム開発に実績のある別のIT会社Cに任せることにより、社内開発よりもコストが低く運用ができる[採用] |
|
実現による効果 | 方法2を実現し、IT会社Cに開発を任せてシステムを導入した。
それにより、問題点が解決し作業効率アップした状態で運用出来るようになった。 |
という会社Bのケースでした。
つまり、会社Bから仕事の依頼を受けてIT会社Cがシステム開発し、IT会社Cが会社Bへシステムを提供することによって、IT会社Cは会社Bから利益を得ているのです。
最後に、Aくんと会社Bを比較してみましょう。
項目 | Aくん 詳細 | 会社B 詳細 |
---|---|---|
現状について | 学生Aくんは寝坊魔 | 会社Bでは別部署へ仕事を依頼する際、紙の依頼書を記載して手渡しする |
問題点 | 始業から出席できず、勉強が遅れていく | 紙代、時間(依頼再確認、運送)に無駄がある |
要望 | 寝坊したくない | 業務の無駄を省いた上で、現在の業務がこなせる状態にしたい |
解決策 | 目覚まし時計を利用 | 依頼できるシステムで運用 |
実現方法 | 目覚まし時計を購入 | 依頼システムを他社で開発してもらう |
実現による効果 | 目覚まし時計を購入し、決まった時間になることによって朝起きられるようになり、遅刻もしなくなった | IT会社Cに開発を任せてシステムを導入した。それにより、問題点が解決し作業効率アップした状態で運用出来るようになった。 |
要は、Aくんのケースでもそうですが、何かしらの業務で問題があり、それを解決するための手段の1つがシステムであった際、システム開発の需要があるため、ITの仕事が成り立ちます。
まとめ
- ITの仕事では 電子データ を売っている
- 何かしら問題を解決するためにシステムを買う
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